YouTubeでは、以前はチャンネル登録者数を任意で非表示にすることができました。
始めたばかりの人や、登録者数が少ない人だと非表示にしたかった方もいるかと思います。
だけど、2022年7月29日以降、YouTubeチャンネル登録者数が強制表示になりました。
そこで、なぜチャンネル登録者数が強制表示になったのかという理由や、
強制表示になったことで困ることはあるのかを解説していきます。
YouTubeチャンネル登録者数が強制表示になった理由は？
YouTubeの仕様変更によって、チャンネル登録者数を非表示にすることができなくなりました。
それまではチャンネル運営者が表示か非表示を選ぶことができたけど、
2022年7月29日以降はそれができなくなり、強制表示されるようになったのです。
その理由は、なりすましを防止するためです。
強制表示になるまでは、有名人を名乗ってチャンネル登録者数を不正に増やそうとする悪質ユーザーもいました。
登録者数を非表示にできると、アイコンやプロフィールを本人になりすませば、
他のユーザーはそれを見抜くのが難しくなります。
そして、登録者数が増えれば、マルチ商法や詐欺まがいなことに利用するケースも多かったのです。
でも、YouTubeチャンネル登録者数が強制表示になったことで、なりすまし防止ができます。
ユーザーを守るために、対策としてチャンネル登録者数の強制表示がされるようになりました。
もちろん、YouTube動画の投稿を始めたばかりでまだ登録者数が少ないチャンネルや、
登録者数が少ないことを知られたくないチャンネルは、強制表示は辛いでしょう。
だけど、なりすまし、スパム対策に有効であるため、
YouTubeチャンネル登録者数が強制表示になったのを受け入れる必要があるのです。
チャンネル登録者数が強制表示になって困ることはある？
YouTubeチャンネルの登録者数が強制表示になったことで、困ることも少なからずあります。
それが、次の点です。
YouTubeを始めたばかりであれば、インフルエンサーでもない限り登録者数はかなり少ないです。
動画をいくつか投稿して更新しても思うように伸びなければ、収益化できる条件も満たせません。
強制表示になったことで、チャンネル登録者数が1000人以下の場合、それだけで不利と言えるでしょう。
登録者数が少ないチャンネルだと思われて、余計にチャンネル登録してもらえないことが考えられるからです。
ユーザーは登録者数の多い人気チャンネルを好む傾向があり、強制表示によって不利益を被る可能性が高まるのです。
チャンネル登録者数を非表示にできた前までは、登録者数を隠せばサムネイルやタイトル次第で登録者数が増えることもありました。
だけど、強制表示になったことで登録者数がどれくらいいるのかユーザーにわかってしまうため、
質の高い動画でなければ、登録されにくくなったのです。
逆に言えば、質の高い動画を作れれば、登録者数を増やせる確率が高まると言えます。
これは詐欺師や悪質ユーザーにしか関係ない話ですが、チャンネル登録者数の強制表示により、なりすましができなくなりました。
今までは、有名人、インフルエンサーになりすまし、不正にチャンネル登録者数を増やそうとする悪質ユーザーもいました。
だけど、それができなくなったことで、YouTubeでなりすましを行うのが困難になったのです。
まともに利用しているユーザーにとって、それは朗報と言えるでしょう。
まとめ
YouTubeチャンネル登録者数が強制表示になった理由や、そのことで困るのはどのような点かについて解説しました。
YouTubeは仕様を変更することも少なくないため、強制表示になったことを受け入れるしかありません。
これまでは任意で表示するか非表示にするか選択できたけど、今はもうチャンネル登録者数が強制的に表示されます。
なりすまし、スパム対策で仕方がない面があるから、今後は登録者数を増やせるように、
質の高い動画を投稿することが求められるでしょう。
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