【動画広告】効果的なKPIを設定する2つの手順を解説

11月 4, 2020 | 広告について

 

動画広告のKPIを決める2つの手順

 

動画広告の効果を計るうえでは「KPI」の設定が必要不可欠です。

KPIとは「目的の達成度を計るための定量的な指標」を指すものであり、適切なKPIが設定されていない動画広告は「本当に効果があったのか」を正しく判断できません。

動画広告のメリットを最大限生かすためにも、効果的なKPIを設定する2つの手順を理解しておきましょう。
動画広告のKPIを決めるうえでは、次の2つの手順が必要です。

 

手順1:マーケティングの目的を明確にする

まずはマーケティングの目的を明確にしてください。
具体的には、計画している動画広告が「認知」「検討」「行動」のうちどれを目的としているのかをはっきりさせておきましょう。

・認知…商品やサービスについて知ってもらう

・検討…商品やサービスの購入検討を促す

・行動…ユーザーに購入や問い合わせなどの行動を起こしてもらう

上記のどれを目的にするのかによって、KPIの設定項目や動画広告の内容は大きく変わります。
目的は複数設定するケースもありますが、ひとつに絞ったほうがKPIを設定しやすく、その後のマーケティング効果も確認しやすくなるでしょう。

 

手順2:目的に適したKPIを設定する

動画広告の目的を明確にしたあとは、それに適したKPIを設定します。
たとえば、YouTubeなどの動画プラットフォームで動画広告を配信する場合、それぞれの目的ごとの適切なKPIは以下のとおりです。

<目的が”認知”の場合のKPI>
・再生回数…動画広告が再生された回数
・インプレッション…動画広告が表示された回数
・ユニーク視聴者数…動画広告を再生した人数

<目的が”検討”の場合のKPI>
・視聴完了率…動画広告が最後まで(or 指定秒数以上)再生された回数
・再生時間…動画広告の総再生時間

<目的が”購入”の場合のKPI>
・クリック数…動画広告がクリックされた回数
・問い合わせ数…動画広告視聴後に問い合わせが行われた件数
・会員登録数…動画広告視聴後に会員登録が行われた件数
・売上…動画広告視聴後に売上につながった金額

 

なお、上記はあくまでKPIの設定例であり、必ずしもこれらのKPIに限定する必要はありません。
KPIをひとつに絞る必要もありませんので、展開する動画広告に応じた適切なKPIを設定してください。


 

まとめ

今回は動画広告のKPIを決める手順について解説しましたが、その後も継続的にPDCAサイクルを回し続けることで、さらに動画マーケティングの効果を高めていくことができます。
必要に応じて軌道修正を行い、当初の目的が達成できているかを確認しながら動画広告の配信に取り組んでいきましょう。

 

 

 

ライター名:たなざわ

Webライター・ブロガー。Webマーケティング、ビジネス、マネージャンルを中心に、さまざまなメディアで執筆中。 2019年からはYouTubeに参入。サイト運営で培ってきたスキルを応用し、投稿数35本でチャンネル登録者2,000人突破。その後も順調に登録者数を増やし続けている。

 

 


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