【SEO】Core Web Vitals(コアウェブバイタル)とは

8月 3, 2021 | SEO

自社のwebページの検索ランキングを少しでも上げたい、SEO上位になりたいとお考えの方々も多いのではないでしょうか?
そのためには、Core Web Vitalsについて知っておくことが大切です。

ここでは、Core Web Vitalsとは一体何なのか?どのような特徴があり、何に関わることなのかを解説していくため、
ぜひ、参考にしてみてください。

 

Core Web Vitalsとは?

 

Core Web Vitalsとは、Googleが新しく導入したもので、
サイトの健全性を表すための指標、ページを読み込む際の重要な指標となるものです。

Core Web Vitalsは、LCP(Largest Contentful Paint)FID(First Input Delay)
そして、CLS(Cumulative Layout Shift )の3つの指標をまとめていて、検索結果に大きく反映されるのが特徴となります。

 

LCP (Largest Contentful Paint)

 

LCP(Largest Contentful Paint)は、ページの読み込みにかかる時間、つまりページが表示されるまでの時間を表します。
ユーザーはサイトを訪れたときに、なかなかページが表示されなかったり、
文字や画像が表示されるまでのスピードが極端に遅かったりすると、それだけで離脱してしまう可能性が高いです。
ですので、表示されるまでのスピードが早ければ、それだけ良い評価となります。

LCPでは、サイトが2.5秒以内に読み込まれればGOOD、つまり、良好と判断されるのです。
反対に、4秒以上読み込みまでにかかってしまうとPOOR、つまり、良くないと判断されるのです。
サイトが重ければ表示されるまでの時間に時間がかかるため、GOODの評価を得られない可能性が高いでしょう。
画像、動画、見出しなどが対象となる可能性があり、表示の読み込みの早さで今後検索結果が変わってくる可能性が高いのです。

 

FID (First Input Delay)

 

FID(First Input Delay)は、ユーザーがページ内のボタンやリンクをクリックするなど、
アクションを起こしたときに、ブラウザが反応するまでにかかる時間のことです。
FIDではミリ秒単位で計測されることになり、こちらも数値が小さいほど良好と判断されます。
ユーザーがサイト内でアクションをしてから100ミリ秒未満だとGOODの評価。
300ミリ秒以上かかってしまうと、POORと判断されてしまうのです。
ユーザーのアクションが判断されるため、クリックまたはタップ以外のスクロール、画像のズームなどはFIDの評価対象とはなりません。

 

CLS (Cumulative Layout Shift)

 

CLS(Cumulative Layout Shift )は、ページ読み込み時に発生してしまうレイアウトのずれを表す指標です。
これは、webページを安全に読むための指標となるのです。
特にスマホで記事を見ている際にいきなり広告が表示されたことで、文字が下のほうに追いやられてしまい、
誤って広告をクリックしてしまったという経験を持つ方も多いでしょう。
そのような場合、ユーザーは目的とは違うページに飛ばされてしまいます。

単純にクリックだけしてしまったのであればストレスになるくらいですが、レイアウトがずれたことで、
誤って登録、商品を購入するボタンを押してしまうということも考えられるため、そうなると実害が出ることがあります。
このような場合、ユーザーには危険なページとも言えるので、CLSで悪い評価を受ける可能性があるのです。
CLSでは、『ズレが生じた表示領域の比率×距離の比率』で計算され、0.1未満だとGOOD、0.25以上だとPOORとなります。

 

 

 

Core Web Vitalsは検索ランキングに大きな影響を与える可能性大

 

Core Web Vitalsが、今後検索ランキングに大きな影響を与えるのはほぼ間違いないでしょう。
Core Web Vitalsと既存の「モバイルフレンドリー」、「セーフブラウジング」、
「HTTPS」、「邪魔なインタースティシャルがない」の4つの指標を組み合わによって検索ランキングが決まります。
それはGoogleが発表したことで、ユーザーにとってより安全性が高く、有益となるページを検索上位に持って行くためでもあるのです。
世の中には、ユーザーにとって危険なサイトや、有益ではないサイト、好ましくないページも少なくありません。
そのため、そのようなものを極力減らせるように、Googleではさまざまな対策を行ってきました。

Googleでは頻繁にコアアップデートされますが、Core Web Vitalsもその1つとして、
今後検索ランキングに大きな変化をもたらせることが予想されます。
先ほど挙げたページの読み込むまでの時間、アクションを起こした際のブラウザの反応にかかる時間、
レイアウトのずれ・ページの安全性といった3つの要素をまとめたのがCore Web Vitalsです。
このCore Web Vitalsを意識しながら、サイト管理者はサイト作成、記事、ページの更新をしていく必要があるでしょう。
すでにCore Web Vitalsは始まっていることから、検索ランキングが今後大きく変わっていくことも十分に考えられます。
Core Web Vitalsの3つの指標をしっかりと理解することが大切です。

 

 

 

まとめ

 

ここまでCore Web Vitalsとは何か、Core Web Vitalsにはどのような特徴があり、
どのような影響をもたらすのかということを解説してきました。
Core Web Vitalsは、今後検索ランキングで大きな影響を及ぼす可能性が高いため、
Core Web Vitals の3つの指標であるLCP(Largest Contentful Paint)、FID(First Input Delay)、
CLS(Cumulative Layout Shift )について理解しておく必要があるのです。
そうすることで、あなたにとってもユーザーにとってより安全なサイトとなり、有益なサイトとなるでしょう。

 

 

 


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