皆さんは、J-LOD⑤(ジェイロット・ファイブ)ってご存じですか?
J-LOD⑤は、5つの事業に対して行われる補助金の5番目にあたる
「デジタル配信を念頭においたストーリー性のある映像の制作・発信を行う事業」のことです。
最大1000万円(※)の補助金を出してもらえる施策で、映像制作を考えている企業さまにとって非常に魅力的なものです。
そこで、この記事では、J-LOD⑤とはどのようなものか、どのようなメリットがあるのかを解説していきます。
(※)補助率は対象経費の2分の1です
※参考リンク(詳細・公募要項などの最新情報は変更や更新の可能性があるので都度公式ページよりご確認ください)
J-LOD https://j-lodr2.jp/
J-LOD⑤特設サイト https://j-lod5.jp/
映像産業振興機構(VIPO) https://www.vipo.or.jp/
J-LOD⑤の特徴とは?
J-LODとは、Japan content LOcalization and Distributionの略で、
「ジェイロッド」と読みます。
日本発のコンテンツ、関連産業を海外展開していくために作られたもので、
J-LOD⑤ では映像産業振興機構のVIPOが、
最大1000万円の補助金を出しているのです。
なので、申請して審査に通れば、最大1000万円の補助金を出してもらえるという仕組みですね。
映像制作にはお金がかかります。
その一部、またはほとんどを補助金で賄えれば大変嬉しいですよね。
特にコスト面で悩んでいる企業さまでしたら、いくら動画を作りたくてもなかなか映像制作に踏み出すことは難しいかな、と思います。
ですけど、J-LOD⑤で最大1000万円の補助金が出れば、映像制作を手掛けることが可能になります。
J-LOD⑤の申請をするには条件が
J-LOD⑤の魅力を先ほど解説しましたが、残念ながら誰もが補助金を受けられる訳ではないんです。
J-LOD⑤の申請をするには、いくつかの条件があります。
その主な条件を解説していきます。
申請条件として「①主としてデジタル配信を行う映像の制作であること」というものがありますので、
例えばテレビ放映だけで使用してデジタル配信をしない、という事はダメなのです。
YouTubeやTwitter、Instagram…などなど、動画プラットフォームやSNS、クラウドファンディング等を利用し、
デジタルな配信を行う事が条件ですね。
また、それとは関係ないのですが、特にコロナ禍の影響もありそういった配信を行う企業さまが沢山増えてきています。
ですので今までYouTubeやSNSで動画を発信したことがない企業さまもデジタル配信を始める良い機会になるかもしれません。
今では、ドラマでもVODサービス等の動画配信サービスで見る時代なので、それだけデジタル配信は重要度が高いんです。
J-LOD⑤において最も重要なのが、顧客が共感できるストーリー性のある映像を作ることができるかどうかという点です。
共感できるストーリーは、しっかり自社のブランディングを目的としていて、
広告要素が強くないもの、そして、顧客がワクワクして楽しく観られるかどうかになります。
なので、ただ会社から伝えたい事だけを詰め込んで映像を作るだけではいけません。
コンテンツを観た人がストーリーにどれだけ共感できるか、映像を作った会社のファンになってくれるかが重要ですよ。
また、
という要件もありますので、どのような形で配信するかを事前に決めておくことも重要です。
自社のブランディングはどういった年代や性別の人に向けて発信するのか?それによって使用する媒体を選びましょう。
条件はあるものの、発信に関する費用・効果検証に関する費用も対象になりますので(※)
web広告の配信を検討するのも良いかもしれません。
(※)保証の対象となる経費・ならない経費
J-LOD⑤の申請期限はいつ?
J-LOD⑤は申請期限が設けられているので、期間内に申し込まないといけません。
J-LOD⑤の事業実施期間は2021年3月31日~2022年3月31日までですが、
注意したいのは、申請期限が2021年9月30日までだということです。
この期限までに申請をしておかなければ、補助金の審査を受けることが出来ません。
(※応募期限前でも補助金の予算がなくなり次第終了)
ですので、J-LOD⑤に応募したい!という場合は、忘れずにこの期限までに申請しておくようにしましょう。
忘れてしまうと、せっかくのチャンスを逃してしまうことになります。
差し出がましいかもしれませんが、社内リソースや費用、最悪不採択になってしまった…など
色んなパターンを考慮していただく必要はあるかなと思いますが、
丁度こういう動画を作りたかったんだ!という企業さまにはぴったりの補助金制度だと思いますので、ぜひ一度ご一考ください。
また、応募は契約事項や営業情報、諸種書類の提出等もあり、各企業さまご自身が申し込みを行わなければなりませんが、
応募前に、企画書やコンテなど動画に関する部分については映像制作会社と内容を練っておくとよいでしょう。
・応募内容例
J-LOD⑤のメリット
J-LOD⑤のメリットは、最大で1000万円の補助金を受けられることです。
あなたの会社が、ストーリー性豊かで顧客に共感してもらえるコンテンツを作ることができれば、補助金の採択の可能性が高くなります。
そのためにも、ブランディング、適切なペルソナ設定、コンテンツの充実を目指し、
顧客がもっと観たいとファンになってもらえるものを制作できるようにしてください。
ただ映像を作るだけではなくて、顧客のことを考えて自社の特徴や強みを活かし制作するのがベストです。
ストーリー性があって観ている人がワクワクできるものを作ることで、補助金の採択に近づけます。
大切なことは、いかに視聴者を魅了するコンテンツを発信できるかです。
顧客はどのようなコンテンツを求めているのか、どういった手法を用いればより惹きつけられるのかをよく考えながら、コンテンツ制作に励んでいきましょう。
まとめ
J-LOD⑤の特徴や申請時の注意点、メリットを解説してきました。
ストーリー性のある映像制作を手掛け、顧客に共感してもらえる素晴らしいものを作ることができれば、
補助金を活用することが出来、企業のファンの増加も見込めることになるのではないでしょうか。
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