【縦型動画広告のメリット・デメリットとは?】適した内容・ジャンルをご紹介!

1月 26, 2021 | 映像制作

 

これまでの動画というのは、テレビやパソコンで見るために「横型」で撮影・制作されるのが当たり前でした。
しかし、スマートフォンの普及に伴い、「縦型動画」の人気と需要が一気に高まってきました。
特に最近では、スマートフォンに最適化した動画プラットフォームが数多く誕生し、縦型の広告までも多く制作されるようになりました。

この激しい競争社会で企業が勝ち残っていくには、新しい動画のスタイル・広告の種類を把握しておく必要があります。
そこで本記事では、人気拡大中の「縦型動画」をテーマに詳しく解説します。

 

縦型動画とは?

これまで、動画を見る場合はテレビやパソコンを使うのが一般的でした。そのため動画は横向きで撮影・制作されていました。
人気の動画プラットフォームであるニコニコ動画・YouTubeなども、基本的には横向きが前提になっていますよね。しかし、スマートフォンを利用する人が多くなり、最近では「横向き」ではなく「縦向き」に動画を見る人が増えてきたのです。

同時に「モバイルファースト」という言葉からも分かるように、InstagramやTwitterなどのSNS・TikTokなどの動画共有サービスにおいて、様々なところで縦型の広告が使用されるようになりました。

5Gの普及によって、スマートフォンを利用して動画を見る人が、さらに多くなることが予想されます。より一層、縦型動画のフォーマットに対応したアプリや広告が主流となっていくでしょう。
動画広告市場は非常に激しい世界です。時代のニーズに合った動画を制作することが、企業の価値を高めるための重要な条件とも言えます。

 

 

縦型動画のメリット

 

縦型動画には、どのようなメリットがあるのでしょうか。縦型動画のメリットは以下の3点が挙げられます。

完全視聴率が高い
アメリカの大衆紙「USA TODAY」では、縦型の動画広告は従来の横型の動画広告に比べて、完全視聴率が約9倍も高くなったと発表しています。
その理由の一つとして、「スマートフォンの世帯普及率がパソコンの世帯普及率を上回った」ことが挙げられます。
つまり、縦型動画を制作することで、ユーザーに離脱されることなく、最後まで動画を見てもらえる可能性が高くなります。

画面サイズが300%アップ
横型動画の場合、画面の上下に大きな余白ができるのに対し、縦型動画はスクリーンいっぱいに動画が再生されます。
つまり、横向き動画に比べて画面占有率が大きくなる訳です。その画面サイズは、横型動画より300%もアップすると言われています。
画面占有率の大きさは、人目を引きつける重要なポイントになることでしょう。

インパクトがある
FacebookやTwitter・Instagramなど、SNSのタイムライン上では、横長の動画に比べて縦長の動画は大きく表示されます。
横型であれば、他の投稿に埋もれてしまう可能性がありますが、大きく表示される縦型の動画であれば、ユーザーに強いインパクトを与えることができます。

 

縦型動画のデメリット

 

縦型動画のデメリットは以下の2点が挙げられます。

現実の見え方と異なる
私たちが普段見ている世界というのは横長です。上下よりも左右の方が見える範囲が広いのです。
一方で、縦型の動画を見ると、両サイドが切り取られている感覚があり、多少の違和感を伴います。
特に、普段からパソコンやテレビをメインに動画を見ている人は、「見にくい」と感じるかもしれません。

撮影場面が制限される
縦型動画は、一人の人間や単体の動物・一つの建物などを撮影するには適していますが、

複数の人や複数のモノを撮影するには横幅が足りなくなってしまいます。
そのため、風景や自然など、全体を一目で見渡せることで良さがでるシーンには、縦型動画はあまり向いていないでしょう。
このように、撮影できる場面が制限されるのが大きなデメリットです。

 

縦型が向いている動画広告とは?

 

需要が高まっている縦型動画だからといって、全てを縦型に変更すれば良いという訳ではありません。縦型動画にも向き不向きがあります。
ここからは、縦型動画に向いている動画のポイントについてご紹介していきます。

 

若い女性がターゲットのもの
女性は男性に比べて手が小さく、スマートフォンを横向きにして動画を見ることに抵抗を感じる人が多くいます。
そのため、縦型動画は女性との相性が良いのです。
実際に、「Snapchat」「C CHANNEL」「TikTok」などの女性を中心に支持を獲得しているサービスは、縦型を前提に制作されていますよね。
女性をターゲットとする場合は縦型の動画広告の方が、より多くの効果が期待できます。

短い尺の動画広告
スマートフォンを利用した動画の視聴時間はパソコンに比べ、短い傾向にあります。これは通勤や通学など、空いた時間にスマートフォンをチェックする人が多いからです。
そのため、移動中に片手がふさがっている状態でも、手軽に見ることのできる短い尺の縦型動画は大きな需要があるかもしれません。

ユーザー参加型の動画
縦型動画はユーザーに動画投稿を促しやすいフォーマットと言えます。
実際に動画投稿している人の多くが、スマートフォンを縦向きにして撮影しているのです。
参加型のキャンペーンを実施することで、多くのユーザーを集めることが可能になります。

 

 


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